「買取ならいくらですか」とうかがわれたとき、当社は金額だけをお答えしないようにしています。その金額が、どこから出てきたのかをあわせてご説明します。
買取の金額は、思いつきで出しているわけではありません。引き算です。
引き算は、四つです

まず、その不動産がいくらで再び売れそうかを見ます。同じ地域で、いま実際に動いている価格からの見立てです。
そこから、三つ引きます。
- 工事 解体、測量、室内の手入れ、残っている荷物の処分。必要なものだけです
- 販売にかかる経費 広告、登記、売るときの手数料、持っている間の費用
- 買い取る側の利益 掘ってみるまで分からないものを、ここで見ています
残ったものが、買取のご提示額です。
他社の買取も、形は同じです
これは当社だけの計算ではありません。買い取る会社は、どこもこの形で考えています。
違うのは二つです。どこを、いくらで見ているか。そしてそれを見せるかどうか。
買取のページを何社か開いてみてください。「片付け不要」「最短◯日で現金化」は書いてあります。金額がどう決まるかを書いているところは、ほとんどありません。
三つ目が、もっとも分かりにくいところです

工事の費用も、販売の経費も、見積もれます。分かりにくいのは三つ目です。
古い家を解体すると、昔の建物の基礎、井戸、浄化槽、埋められたままのがれきが出てくることがあります。これは売主さまにも分かりません。掘るまで、誰にも分かりません。
だから買い取る側は、そのぶんを織り込んで金額を出します。仲介で売れる価格より低くなるのは、ここが理由のひとつです。
そこを隠すつもりはありません。織り込んだうえで出した金額を、あとから下げないこと。それが約束できるかどうかだと思っています。
比べてから、決めてください
当社にお持ちいただいたお話でも、同じです。他社の査定と並べて見てください。当社の金額の中身はお見せしますので、どこが違うのかを見ていただけます。
そして、仲介で売れるものは、仲介で売る形をご提案します。当社が買ったほうが早くて楽なら、当社が買主になります。その場合は、当社が買主です。
まとめ
- 買取の金額は、再販の見込みから工事・販売経費・利益を引いた残り
- 会社によって違うのは、どこをいくらで見ているかと、それを見せるかどうか
- 掘るまで分からないぶんが織り込まれるので、仲介で売れる価格より低くなる
- 大事なのは、出した金額をあとから下げないこと
- 金額は物件ごとに変わります。現地を確認したうえでご説明します

